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クラウドファンディングってご存知ですか?
クラウドファンディングとは、不特定多数の一般人から、少額でお金を募る仕組み。
発案者がプラットフォームにプロジェクトを掲載、それを見た支援者がWebから支援が
1口数千円~数万円で支援する仕組みです。
発案者は、御礼として何かしらのリターンを返します。
国内のクラウドファンディングの市場規模は約1,841億7,700万円ほど
これは支援額ベース。すなわち、1年で 約1,841億7,700万円 分の投資がされています。
クラウドファンディングのプラットフォーム(ECサイトでいう所のAmazonや楽天にあたるサイト)は、小規模なものを含めれば100サイト以上存在します。
その中で、代表的なプラットフォームは、日本クラウドファンディング協会に加盟しているCAMPFIRE、Readyfor、Makuakeなどです。
日本において、クラウドファンディングは2021年頃はじまりました。
東日本大震災の復興支援の寄付等がきっかけで、Readyforを中心としたプラットフォームは軒並み誕生していきました。
米国においては、元々”投資文化”があるため、クラウドファンディングはもっと前から身近な存在でした。
ご存知の通り、投資文化が無い日本では近頃ようやく一般層に認知されてきた次第です。
私は、206年からクラウドファンディングに関わっているんですが、
肌感覚として2016年は「クラウドファンディング」という言葉を知ってる人がいる程度、
2021年現在は「仕組み」を理解している人が増えている印象です。
利用目的とは?
では、どのような時に誰がクラウドファンディングを利用するのでしょうか?
最もわかりやすいのは「叶えたい夢があり、事業を起こす人」です。
例えば、アフリカの子供・・・素晴らしいビジネスアイデアを持っていたとしても、
それを実現する機会は、残念ながらほとんどありません。
しかし、クラウドファンディングを利用することで、国境を超えて全世界から支援が集まります。
我々が生きる、日本社会においても
立ち上げて間もない中小企業や、新型コロナウイルスの影響で存続に苦しむ飲食店などが
「資金」を目的にクラウドファンディングを利用する例が目立っています。
しかし、これは表層的な、最もメジャーな活用例にすぎません。
私は、かつて30名のクラウドファンディング利用経験者にヒアリングを実施した際に、
「クラウドファンディングの利用目的」を尋ねました。
そうしましたら、15名が「資金」、その他15名は「マーケティング」が目的と述べておりました。
クラウドファンディングをマーケティング目的で利用するとは、どういうことか?
次回はこちらについて述べていきます。
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